2022年2月10日親父の一番長い日:中学受験編

2022年2月10日親父の一番長い日:中学受験編

中学受験2022は全勝!

娘、やってくれました。

第一志望の都立中高一貫校に合格し、中学受験2022を

全勝で終えることになりました。

しかも、そこはワイの母校。まあ、僕の時は高校しかありませんでしたが。

とはいえ、この合格にも紆余曲折があり、「繰り上げ合格」した。

都立中高一貫を繰り上げ合格・補欠

受検(都立中学の「じゅけん」は受験ではなく「受検」の字を使います)

直後は模試の成績や、できばえからいって、

「まあ、7:3で受かってるな」

と思っていたのですが、2月9日朝9時の発表では、まさかの番号無し・・・。

2月9日の夕方、

夫婦で、合格をもらっている私立中学(立派な学校ですので仮に通う事に

なっても家族で喜んでいたと思いますが、やはり第一志望が都立中高一貫

だったので)の資料をきちんと読むかと重い腰を上げたところに

「ぴんぽ~~ん、郵便局で~す」

繰り上げ合格通知書が来ました。

番号は・・・・・む・む・む。

学校によりますが、例年、都立の中高一貫校は辞退者が少ないです。

小石川だけが極端に多いですが、これは御三家を受ける層が受けている

ものと思われます。

き、きびしいか・・・。

「まあ、7:3で難しいな」

と思っていました。

2月9日夜は、普段飲むビール、ウイスキーを控えました。

(願掛けではなく、飲む気にならなかったです)

2月10日、仕事中も朝からスマホを肌身離さずチェック。

鳴らない・・・。

正午、都立の中高一貫校で入学手続きが締め切られる時間です。

鳴らない・・・。

15時、東京都教育委員会のHPにそろそろ「手続き状況」が載るかと

チェック。入学手続き状況が分かると、辞退者の数が分かります。

鳴らない・・・。

 

16時、娘が帰ってきました。

「まあ、期待はしてないから…」

とやや沈んだ顔。

16:30「りりりりり」

なんとスマホではなく家の電話が鳴りました。

すぐ側にいた娘が出ました。

ダッシュで飛んでいき、娘と代わります。

「●●中学校副校長の▼▼と申します~~~~」

来た~~~~~、繰り上げ合格来た~~~~~

雪の中、車を飛ばして我が母校に駆け付けたところ、同じような

立場の方が数名います。思わず目礼。ど、同志よ。

入学意思確認書的なものに記入し、提出。

(現物の写真)

普段、PCしか触らず、ほとんど字を書かないので、間違えていないか

数回見直しましたよ。

2022年2月10日、雪の中を母校に娘のために駆け付けたことを僕は

一生忘れないでしょう。

 

おめでとう、お疲れ様、そしてありがとう。

6年間充実した時間を過ごしてください。

まあ、4月からワイの後輩やから、分かってるね(にや)。

このツイートから始まった娘との「塾なし中学受験」

あれから2年半。(結果だけ見れば)最高の形で終えられて本当に

良かったです。

やがて哀しき中学受験―曲がりくねった道をまっしぐら―

2021年10月頃は、「1月の前受けで埼玉!2月1日は御三家!2月2,3も当然!

3日の筑附が本命か?4日も5日もある!」と騒いでいた我々夫婦ですが、

色々と曲折を経て、

・2月3日の都立中高一貫校が本命

・私立は1~2校、チャレンジ校と滑り止め

という結論になりました。

 

理由としては…学力以外の問題がいろいろ起こりました。

娘の肉体的精神的限界・・・

下の子の問題・・・

その他諸々

当たり前ですが、それも含めての中学受験です。

12歳の受験と18歳の受験は違います。

落ち着いたら長文にまとめるかもしれません。

タイトルは

「やがて哀しき中学受験―曲がりくねった道をまっしぐら―」

でどうでしょう?

村上春樹の『やがて哀しき外国語』からの借用です。

けっして、中学受験の否定でも肯定でもなく(おそらくは両方)、

今のシンプルな心情です。

 

 

娘よ、おめでとう、お疲れ様、そしてありがとう。